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【閲覧注意】 House Caravan in 新城!!「イノシシの止め刺しをみる 」2016.03.15

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HCコラボ

 

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移動式ゲストハウス House Caravan

【 旅×地域×社会活動 】

6人乗りのキャラバンカーで日本各地を周りながら、地域で出来るお手伝いや人との出逢いを通じ、地域の魅力や体験をレポートしながら旅する、移動型コミュニティ ハウスキャラバン。 誰でもいつでも参加できる体制を目指し、キャラバンの一部をシェアしたり、各地でのイベントを通じて、多くの方との出逢いや交流を大切にする活動を意識しています。

そんな House Caravanとのコラボレーション企画です。 
  
 
  
  
  
 

  
   
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【閲覧注意】
    
  
今回の記事には、
イノシシの屠殺(とさつ)画像が含まれています。

 
思想や個人による判断の”違い”により、このような画像を見たくない、気分を害する…と思われる方もいるかと思います。

そういった方々に対しては、今回これ以上の配慮が出来ず申し訳ありませんが、
  
現状の食肉文化の一端を自分の目で観て、実体験する中で感じたことなどを情報として発信する選択をさせて頂く記事となっておりますので、予めよろしくお願いいたします。
  
  
 

 
Wiki と殺とは
 
屠殺は、人間が家畜を飼うようになって以降、肉を食べたりその皮革を利用するために行われてきた。それ以前には、野生動物を捕獲する際に致命傷を与えるなどして殺害していたが、これは「捕殺(ほさつ)」とも呼ばれ、動物を捕らえるために殺す・その肉体を確保するために殺す行為(→捕食)であることから、屠殺とは区別される。
 
中世の農業歳時記に描かれた豚を屠殺する農民夫婦
屠殺は、社会の発展と都市構造の発生・発展に伴い、次第に分業化と一元化されるようになってきた。古くは各家庭もしくは酪農家で家畜の生命を絶つ行為が一般的に成されていた物が、肉屋などの専門業種による屠殺へと変化し、更にはと畜場や食肉工場といった専門施設における集中処理へと変化し、世間一般の目には触れないようになっていった。

     
Via http://bit.ly/1SxruFi
 
 
  
 
止め刺し とは
 
止めさしとは、 くくりわなや囲いわなで捕獲された野生動物の「とどめ」 刺す言葉。

 
Via http://www.env.gr.jp/ja/2_jigyo/kyoiku_dl/tomesashi.pdf

 
  
  
 
 
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今回は、少し姿勢を変えて
記事を書かせてもらおうと思っている。
     
“正解” のない世の中のなかで、同じ日本人でも意見の分かれる “食肉” や “と殺” に関しての記事になるからだ。
  
  
日常的に肉を食べ、前投稿でもすき焼きの記事を美味しそうにあげていて、急にこのような姿勢になることもおかしいのかもしれないけれど… でも、それが今の日本であり現代社会のマジョリティなのだと思う。。。
    
  
ベジタリアンの方や動物愛護系の方に対しては、もしかしたら配慮が至らない点もあるかと思う。。
 
ただ、この日体験した出来事として
写真と文章で残しておきたい。  
 
  
 
この記事は、僕自身の記事であり、House Caravanを代表するものでも、どやばい村を代表するものでも無い。  
    
 
そういったことを予め踏まえた上で、それでも貴重で有難い体験をさせて頂く事が出来たので、以下、記事にしたいと思う。
  
  
 

 
 
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この日訪れたのは、
   
イノシシの飼育をされている農家さんのところ。
 
  
 
日本では少ない “イノシシ農家” 。
 
   
 
僕もイノシシ農家という存在がいることを、
今回初めて知りました。
  
 
  
定年後に退職金を叩きイノシシの飼育を始め、
かれこれ10数年のキャリアを持っている方だ。 
 
 
  
今では60頭ほどのイノシシを飼育しているのだとか。
 
  
 
 
  
 
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ここ新城市でも、「獣害」といわれる農家被害が深刻化していて、イノシシやシカによる農作物荒らしが農家を悩ませているようで、至る所でネットや柵をみかけた。
    
 
近年増えている被害の背景にも
幾つかの理由があるようで、、。
  
   

よく言われている一つが、
   
天敵となるニホンオオカミがいなくなったこと。
 
      
そして、

人間界と自然界の間にあった
境界線がなくなってきたこと。

     
山での食糧が枯渇してきたことなども言われている。
  
 
 
 
 
 
 
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「人間界と自然界の間にあった境界線がなくなる」というのは、今までは人の手で管理されていた場所に人の手が入らなくなることで起こる…。
  
    
遊休農地や耕作放棄地と呼ばれる、人の手が入らなくなった田畑や空き家、植え過ぎた杉の木の始末…管理しきれなくなったそれらが自然化しはじめ、そこに動物が入るようになった。
   
人間界が居住している場所にかつていた”放し飼いの犬”なども少なくなり、動物が食べ物を探しに降りることが増えてきたそうだ。
  
 
(かつては、人間界と自然界の間に境界線があり、向こう側に行くためには管理された見通しの良いエリアを通らないといけなかった。だから、無作為に向こうから人間界に入ってくることは少なかった…。) 
  
  
 
と、そういった自業自得ともいえる身勝手な人間の行動によるものが原因となっている部分も多いようですが、それによって農家が被害を被っている…という見方もされており、”害獣駆除” という名目で、狩猟を推奨する自治体も増えている。
  
  
  
 
 
 
 
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今回のイノシシは、その”害獣駆除”にあたる止め刺しではなく、飼育されているものなので、また異なるものとして受け止める必要がありそうだ。
 
  
 
今回聞いた話によると、今現在、日本の山中にいる”害獣駆除”対象となっているイノシシの9割以上が、純潔のイノシシではなく “イノブタ”といわれる、イノシシと豚を掛け合わせた種類らしい。
  
     
イノシシの子供”ウリボウ”の時期がない種類のイノブタは、40cmにもなると子供を生み始めるそうなので、劇的に増えているという。。
  
  
野生のイノブタは、決まった食べ物を食べて育つわけでもなく、まして山里から降りてきてしまうイノブタは雑食に近く、なんでも食べてしまうような食生活になるようなので、肉質にも個体差があるそうだ。
 
やせ細ったイノブタも多いらしく、ノミや寄生虫のつき方なども、飼育されているものとは大きく異なるという。。 
 
  
  
 
今ジビエブームなるものを耳にすることも増え、「下処理が如何に大切か…」ということも言われていますが、イノシシに関してはそもそもがイノシシではないイノシシ…ということが前提にあり、
  
個体差がある上で、更に処理や保存や調理の段階に入るので、口にするものに大きな差が生じても当然のようだ。。
 
 
 
 

 
 
 
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今回イベントで御協力頂くイノシシ農家さんは「本物のイノシシを一度食べてみてほしい。」という思いが強くあり、「日本各地から来た若い人たちに、本物のイノシシを是非味わってほしい。」という想いから、今回のイベントで本物のイノシシを提供して下さることになったようだ。
    
 
    
(実際には保健所の許可が最終的におりず、イベントの特性上、イノシシの解体は出来たのですが、その場で調理し食することは出来なかった。)
  
 
 
 
 

 
止め刺しはここから 
 
 

  
  
 
 
  
 
 
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イノシシを檻に入れて輸送。
  
  
 
 
 
   
 
 
止め刺しのプロの方に来て頂き、
   
 
のど元を一突き…
 
  
 
 
 
 
 
 
 
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痙攣し始めるイノシシ。 
 
 
大量の出血…。
 
  
 
 
ホースで水を流しながら、
    
 
痙攣がおさまるのを待つ。。 
  
 
 
 
 
 
そして、
 
 
やがて痙攣が止まる。
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
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男で数人で台に移す。
 
  
 
その時、
  
イノシシは死後硬直の様な反応はなく、
 
 
まだ温かかった。
 
  
 
そして、
 
 
すごく重たかった。

  
 
 
 
 
 
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腐り易い部位だからなのだろうか、、
  
 
すばやく手足を切断させていた。
 
  
 
 
そしてお腹の真ん中に切り目を入れた。。。
 
 
  
  
 
 
 
 
 
 
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内臓や部位の説明をしてくれ、
  
 
解体のコツや注意なども教えてくれながら、
  
 
すばやく半身の皮を剥いでいった。。。
  
   
 
 
 
 
 
 
 
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内臓は素早く水洗いし、
 
  
持ち帰るための袋に移していった。
 
 
 
 
 
 
 
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馴れた手つきで捌いていき、
 
 
あっという間に半身は肉の塊になった。
 
 
 

リンパや寄生虫なんかの話もしてくれ、
 
  
食べれない部位や危険性についての話もしてくれた。
 
 
  
 
 
 
 
 
不思議な事に僕は、両目を見開いたまま、

物おじせずにその光景を観ることが出来た。

    
 
当初は、目を伏せてしまったり、自己投影をして心が裂けそうになるのかと思っていましたが…。
  
 
  
どちらかというと僕は、「ただ目の前の命に誠実にいたい」ということだけを心の中で唱え続け、シャッターを切り、話を聞き、この命を無駄にしないことだけに専念していたように感じる。とにかく必死だった。
   
 
僕の必死な(でも何も出来ない)気持ちがここにある一方で、 “日常業務としての解体” の様な感覚で、スピーディーに淡々と作業に取り掛かっているプロを目にし、言葉で表現できないような気持ちになった。
  
   
ただ言えるのは、この作業がなければ、僕らは肉を口にする事が出来なくて…今回はイノシシでしたが、豚や牛や鶏や…様々な動物に対して、このような光景があって、スーパーに並ぶ食肉があるのだ…と、当たり前のことではありますが、再認した経験となりました。
  
 
  
 
 
 

 
 
 
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その日の夜から、
 
 
僕らは三日三晩モツを食べ続けました。
  
   
   
内臓は下処理が肝心で、

とにかく流水で良く洗うことと、
   
下茹や臭み消しを丁寧にする事が必要となった。
  
 
 
 
 
 
  
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クックパッドを応用しながら、
  
焼いたり、煮たり、揚げたり し、 
     
毎食そのモツを頂いた。
  
 
 
自分達で捌くということはこういうことなんだ。。
 
  
今回は流通させることもせず、更にイベント直前で余裕もあまりなかったので、自己消費することしか出来なかったのですが、自己消費するのも大変なくらい、でもとても新鮮で貴重なモツを大量に食べ続けた。
  
 
 
   
  
今回一次処理したイノシシを、
   
 
解体イベントに使用する。 
    
  
 

 
数日寝かせて熟成させた方が肉も美味しくなるようなので、冷蔵方法を現場で確認し、僕らは当日に備えた。
 
 

 

 
 

  

  

  
 
 
 

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